2160円
(税込み)
【実用的だからこそ美しい。毎日使いたい漆器】
【商品詳細】
商品名 漆器小鉢(川連) 特徴 国が指定する秋田県の伝統工芸品「川連漆器」の汁椀です。 木地には東北地方産のトチを使用。 上品なつやとしっとりとした手触りの漆器です。 機能美を活かしたシンプルなデザインのものを選びました。 材料・材質 トチ、漆、植物油(なたね油など)、地の粉(珪藻土の一種) 内容量サイズなど 色:洗朱・溜 洗朱(あかい方) 丸型 φ12×5cm 溜(ワイン色の方) 角型 φ12×5cm ●食器洗浄機・食器乾燥機のご使用は避けてください。 ●たわしのような堅いものでは洗わないでください。 ●長時間水につけたままにしないでください。 毎日の暮らしに伝統工芸品を 川連漆器は、毎日の生活に手軽に取り入れることのできる伝統工芸品です。 漆器と聞くと、豪華で美しいけど洗うのも乾かすのも大変、もったいなくてお正月やお祝いくらいにしか使えない、と思っていませんか? 本来、漆器は毎日の暮らしで使われることを考えて作られた食器です。 使わないと逆に乾燥して傷んでしまうこともあります。たくさん使うことが漆器を長持ちさせることにつながります。 川連漆器は油汚れに強く、軽い汚れならお湯でさっと洗うだけで十分。油をしっかり使った料理の後も、中性洗剤で洗えばきれいになります。水切りも簡単で、さっと拭くだけで水滴も残りません。 「一器多様」 食器を使い回す愉しみ 一器多様 ――― 「ひとつの器をいろいろな用途に使い回す」という、日本の食器を表現する言葉です。 この器はこの方法で使わなければならない、という決まりが日本の食器には少ないのだそうです。 熱や酸に強い漆器は、様々な料理の器として使われてきました。 油にも強い川連漆器は、和洋中どれにも使えるまさに万能型の食器。 「漆器はこう使うもの」というイメージにとらわれることなく、サラダや炒め物、スープなど色々な料理を入れて楽しんでください。 川連漆器が丈夫なわけ 「川連漆器汁椀」は川連町の遠田さんご家族が作っています。 なぜ、川連漆器が丈夫で使いやすいのかを聞いてみました。 大きなポイントは木地のとり方です。 他の産地では、下の図のように、一般的に木地を上から下へとり出していきます。 それに対して、川連では横向きに並べてとり出します。 他産地のものは、きれいに薄く木がひけるかわりに、割れやすいという特徴があります。 川連漆器のとり方は、割れず丈夫なかわりに木目の関係でくるいやすくなります。 そこで、くるいが出にくいよう、少し厚めのぽってりした形に木地を作り上げるのだそうです。そうすることで、丈夫でくるいのない木地ができあがります。 川連塗は丈夫で実用的というだけでなく、もちろん漆特有の美しさも兼ね備えています。 特に、上品な光沢と凹凸のないなめらかな表面が特徴です。 これは、油分を含んだ漆を塗り、そのまま乾かす「花塗り」という技法を用いて仕上げられているためです。 「花塗り」をした後は乾燥をさせるだけで、研きを一切かけないため、塗りが大変重要になってきます。 漆を均等の厚さに塗るだけでも大変ですが、刷毛目が出ないよう、埃がつかないように塗るためには熟練の技を要します。
【商品コメント】